ENEOS Powerの特別高圧蓄電所向け系統用蓄電システムを受注
本記事はプレニカ編集部が外部の発表情報をもとに解説を加えた編集部記事です
プレニカ編集部
パワーエックスがENEOS Power向けに大型蓄電システム40台を受注。静岡の系統用蓄電所に導入へ。
プレニカ編集部による要約
株式会社パワーエックスは、ENEOS Power株式会社が静岡県静岡市に整備する系統用蓄電所向けに、同社製の蓄電システム「Mega Power 2700A」を40台受注したと発表した。合計容量は109.7 MWhで、PCS出力は50 MW。蓄電所はENEOSグループの清水油槽所の敷地内に建設され、2028年度内の運転開始を予定している。中部エリアの電力系統に接続し、電力需給バランスの安定化や再生可能エネルギーの導入拡大に貢献する見込みだ。設計・調達・建設(EPC)は大和エネルギー株式会社が担当し、同社にとって蓄電所向けEPC事業に本格参入し着工する初の案件となる。受注した蓄電システムは20フィートコンテナ型で、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、岡山県玉野市で生産される。着工は2027年1月を予定しており、今回の受注に係る売上は2027年度の正式受注に含まれるという。
※ この要約はプレニカ編集部が発表情報をもとに独自に作成したものです。
発表の原文(冒頭より引用)
株式会社パワーエックス(本社:岡山県玉野市、取締役 代表執行役社長CEO:伊藤 正裕、証券コード:485A)は、ENEOS Power株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小野田 泰)が静岡県静岡市に整備する特別高圧系統用蓄電所向けに、大和エネルギー株式会社より蓄電システム「Mega Power 2700A」40台(合計容量:109.7 MWh)を受注しました。 今回新設される蓄電所は、ENEOSグループの清水油槽所の敷地内に建設され、2028年度の運転開始を予定しています。中部エリアの電力系統に接続して充放電を行うことで、電力需給バランスの安定化に寄与し、同エリアにおける再生可能エネルギーのさらなる導入拡大を後押しします。 大和ハウスグループの大和エネルギー株式会社(本社:大阪府大阪市阿倍野区、代表取締役社長:東 武)は、本蓄電所のEPC(設計・調達・建設)を担います。同社が蓄電所向けEPC事業に本格参入し、着工する初の案件となります。 パワーエックスは、今後も国内で開発・製造する蓄電システムの提供を通じて、再生可能エネルギー拡大フェーズにおける電力系統の安定化に貢献してまいります。 このたびの受注は、以下のとおりです。 1.受注製品 パワーエックス製 系統用蓄電システム「Mega Power 2700A」合計40台 2.設置拠点および受注内容 ・所在地:静岡県静岡市清水区 ・蓄電コンテナ数:40台 ・合計蓄電容量(公称):109.7 MWh(一般世帯約10,300世帯の1日分の電力消費に相当) ・PCS出力:50 MW ・着工時期:2027年1月(予定) ・運転開始時期:2028年度内(予定) ・事業者:ENEOS Power株式会社 ・EPC(設計・調達・建設):大和エネルギー株式会社 3.系統用蓄電システム「Mega Power 2700A」
引用元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000269.000109041.html (冒頭のみの引用です。全文は下記リンクからご覧ください)
プレニカ編集部の見解 ※ 事実の報道ではなく編集部の意見・分析です
今回の受注は、国内で開発・製造された大型蓄電システムが、エネルギーインフラの中核となる系統用蓄電所に採用された事例として注目できる。特に、再生可能エネルギーの導入拡大に伴い電力系統の安定化が課題となる中で、中部エリアの需給バランス調整に寄与する点は、今後のエネルギー政策においても意義があると言える。また、大和エネルギーがEPC事業に本格参入する初の案件となることも、蓄電所建設におけるプレーヤーが増え、サプライチェーンが多様化する契機となるかもしれない。 とはいえ、着工は2027年1月、運転開始は2028年度内と予定であり、現時点から時間的な余裕がある。この間、電力市場の価格変動や関連する法規制の変更など、事業環境が変化する可能性も否定できない。また、今回の発表は受注の事実と計画を示すものであり、実際の稼働による効果や収益性については、今後の運用状況を確認する必要があるだろう。系統用蓄電所のビジネスモデルが確立されるかどうかは、引き続き注視していきたい。
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