第11回「斎藤茂太 旅の文学賞」授賞式のお知らせ
本記事はプレニカ編集部が外部の発表情報をもとに解説を加えた編集部記事です
プレニカ編集部
第11回「斎藤茂太 旅の文学賞」の受賞作が決定。7月29日に授賞式が開かれる。
プレニカ編集部による要約
一般社団法人日本旅行作家協会が主催する第11回「斎藤茂太 旅の文学賞」の受賞作が、上田大作氏の『明日も、森のどこかで』(閑人堂)に決まった。授賞式は2026年7月29日18時30分から、東京都千代田区内幸町の日本プレスセンター内レストラン・アラスカで行われる。同賞は、同協会の創立会長だった故・斎藤茂太氏の功績をたたえ、2016年に「斎藤茂太賞」として創設。2025年の第10回から現在の名称に改められた。今回の対象は2025年に刊行された紀行文、エッセイ、ノンフィクション。最終選考には3作品が残り、いずれもフィールドワークに基づく労作だったという。正賞はクリスタルトロフィー、副賞は30万円。授賞式には著者や最終選考委員、斎藤茂太氏の長男夫妻も出席予定。また、同日に第8回「旅の良書」も発表され、最終候補作を含む11作品が選ばれた。これは中学生以上を対象に、旅の魅力を伝える優れた書籍を顕彰する取り組みで、選考には同賞のシステムを活用している。
※ この要約はプレニカ編集部が発表情報をもとに独自に作成したものです。
発表の原文(冒頭より引用)
報道関係各位 2026年7月22日 第11回「斎藤茂太 旅の文学賞」授賞式のお知らせ 一般社団法人 日本旅行作家協会 会長 下重暁子 斎藤茂太賞実行委員会 委員長 市岡正朗 旅に関する著作を表彰する第11回「斎藤茂太 旅の文学賞」受賞作が、上田大作『明日も、森のどこかで』(閑人堂)に決定し、授賞式を2026年7月29日(水)18時30分から、千代田区内幸町の日本プレスセンター内レストラン・アラスカで行います。 「斎藤茂太 旅の文学賞」は、一般社団法人日本旅行作家協会(下重暁子会長)が主催し、長年にわたり世界と日本の旅行文化の発展に貢献した当協会創立会長の故・斎藤茂太氏の功績をたたえ、その志を引き継ぐため2016年に「斎藤茂太賞」として創設されました。節目となる第10回目を迎えた2025年より、賞の名称を「斎藤茂太 旅の文学賞」へと改称。今回が第11回目となり、2025年に発表された紀行文、エッセイ、ノンフィクションのジャンルを対象として選出しました。 「斎藤茂太 旅の文学賞」の正賞は「クリスタルトロフィー」。副賞は「30万円」。当日は著者のほか、最終選考委員各氏、斎藤茂太氏のご長男である斎藤茂一夫妻もご出席します。 また、この授賞式で、旅の優れた書籍を顕彰する「旅の良書」を併せて紹介します。「旅の良書」は、基本的に中学生以上を対象として、旅のさまざまな魅力を読者に伝える優れた書籍を選出します。斎藤茂太 旅の文学賞の選考過程でセレクトしたすべての作品を対象として、斎藤茂太 旅の文学賞の選考システムを活用して同実行委員会が選考・選出し、日本旅行作家協会の理事会の承認を経て認定するものです。今年が第8回目の発表となります。日本旅行作家協会選定の「旅の良書」マークを、選ばれた「旅の良書」の出版元へ無償で提供します。 [第11回「斎藤茂太 旅の文学賞」
引用元: https://www.value-press.com/pressrelease/377898 (冒頭のみの引用です。全文は下記リンクからご覧ください)
プレニカ編集部の見解 ※ 事実の報道ではなく編集部の意見・分析です
今回の受賞作は、北海道の自然を20年にわたり記録してきた写真家によるエッセイ集で、野生動物の営みを丁寧に描いた点が評価された。選考委員の総評では、やさしく伝わりやすい文章と、人生をかけた自然との向き合い方が感動を呼ぶとされている。この賞が旅の文学を顕彰することで、読者に新たな視点や旅への関心を促す効果が期待できる。特に、フィールドワークを重視した作品が多く候補に残ったことは、現代の旅の記録が単なる観光案内を超え、深い探求や体験を伴う方向へとシフトしている兆しとも捉えられる。一方で、選考委員からは「斎藤茂太 旅の文学賞」の目指すべき方向性について改めて問い直す声も上がっており、賞のアイデンティティが模索段階にあることがうかがえる。また、受賞作以外の候補作について、研究書的な要素が強く読者に寄り添いきれていないとの指摘もあった。こうした点は、賞の選考基準が今後どのように具体化されるか、また「旅の良書」との住み分けや認知度向上がどの程度進むかが、実質的な効果を左右する要素となりそうだ。
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