「相続」が「争族」に?相続経験者の約25.3%が家族・親族間の揉め事を経験
トラブル原因の約73.7%が「遺産の分け方・相続割合」 約47.7%は専門家に相談せず
10月19日は「相続税を考える日」。相続経験者300人を対象に調査したところ、約25.3%が家族・親族間の意見対立や揉め事を経験。原因や専門家への相談状況を調査しました。
「相続」が「争族」に?相続経験者の実態を調査
10月19日は「相続税を考える日」です。 相続では、相続税や財産の分け方だけでなく、家族・親族間の意見対立や揉め事に発展するケースもあります。 そこで、《株式会社エレメント》(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:近藤勉)は、弁護士保険比較サイト「弁護士保険STATION(https://bengoshi-h.info/)」において、20〜69歳の男女2,000人を対象に過去10年以内の相続経験についてスクリーニング調査を実施。そのうち、過去10年以内に自身が相続人として手続きや話し合いに関わった24~69歳の300人を対象に『争族』遺産相続トラブル実態調査を実施しました。 調査の結果、相続経験者の約25.3%が家族・親族間で意見の対立や揉め事を経験していることが分かりました。また、トラブルの原因として「遺産の分け方・相続割合」が約73.7%で最も多く、約47.7%は専門家に相談していませんでした。 本調査では、相続トラブルの実態や原因、専門家への相談状況、相続前に知っておきたかったことなどを調査しました。■調査結果サマリー
・相続経験者の約25.3%が、家族・親族間で意見の対立や揉め事を経験 ・トラブルの原因は「遺産の分け方・相続割合」が約73.7%で最多 ・約47.7%が専門家に相談せず、弁護士に相談・依頼した人は約14.7%■相続経験者の25.3%が家族・親族間の意見対立や揉め事を経験
相続経験者300人に、相続における家族・親族間の意見対立や揉め事について聞いたところ、約25.3%(76人)が「意見の対立や揉め事があった」と回答しました。 内訳を見ると、6%が「裁判・調停などの法的手続きに発展した」、7.67%が「深刻な対立・揉め事になった」と回答しました。■トラブルの原因、約73.7%が「遺産の分け方・相続割合」
家族・親族間で意見の対立や揉め事があった76人に、その原因を聞いたところ、「遺産の分け方・相続割合」が73.68%で最多となりました。 次いで「不動産の分け方・処分」が46.05%となっています。 相続では、現金や預貯金だけでなく、不動産など分けにくい財産の扱いが家族間の対立につながるケースもあることがうかがえます。■約47.7%が専門家に相談・依頼せず。弁護士への相談・依頼は約14.7%
相続経験者300人に、相続に関して専門家へ相談・依頼したかを聞いたところ、47.67%が「専門家に相談・依頼していない」と回答しました。 一方、相談・依頼した専門家では、「司法書士」が20%で最も多く、「弁護士」が14.67%、「税理士」が12.67%となりました。■弁護士に相談・依頼しなかった理由、「家族・親族だけで解決できると思った」が最多
弁護士に相談・依頼しなかった250人に、その理由を聞いたところ、「家族・親族だけで解決できると思った」が32.4%で最多となりました。 次いで「それほど深刻な問題だと思わなかった」が32%、「弁護士に相談する前に解決した」が24%となりました。■相続前に知っておきたかったこと、1位は「不動産の分け方・処分」
相続を経験した人に「相続が発生する前に知っておきたかったこと」を聞いたところ、「不動産の分け方・処分」が20%で最多となりました。 次いで「遺言書」が18%、「相続税」が17%となっています。 相続が発生してから対応するのではなく、財産の分け方や遺言、相続税などについて事前に知識を得ておくことへのニーズがうかがえます。■専門家コメント
元弁護士として相続問題を扱った経験からも、相続トラブルは一つの原因だけで起こるとは限りません。 財産の分け方をきっかけに、介護への貢献や生前贈与、過去の家族関係への不満まで持ち出され、対立が深まるケースがあります。 だからこそ、相続では財産だけを見るのではなく、家族それぞれの事情も踏まえて早めに問題を整理することが大切です。■調査概要
調査方法 :インターネット調査 調査対象 :スクリーニング:全国の20〜69歳の男女 / 本調査:全国の24〜69歳の過去10年以内に相続を経験し相続手続きや遺産分割に関わった男女 調査日 :2026年9月 有効回答数:スクリーニング 2,000サンプル / 本調査 300サンプル 調査主体 :株式会社エレメント 調査機関 :Freeasy(アイブリッジ株式会社)■相続が「争族」にならないために
相続が「争族」にならないためには、トラブルが起こる前から備えておくことが大切です。 相続で起こりやすいトラブルや、事前に知っておきたい対策について、コラムで詳しく解説しています。本件に関するお問い合わせ
株式会社エレメント 広報担当:尾山 花恋 電話:080-3319-8065 メールアドレス:[email protected]
会社概要
- 会社名
- 株式会社エレメント ✓ 法人番号照合済み
- 所在地
- 神奈川県川崎市幸区古市場1丁目15番地
- 代表者
- 近藤 勉