高級老人ホームは全国1,494件(2.6%)、東京都12.2%が2位神奈川5.6%の2倍以上|みんなの介護研究所「高級老人ホーム実態調査」<2026年8月>
本記事はプレニカ編集部が外部の発表情報をもとに解説を加えた編集部記事です
プレニカ編集部
全国の高級老人ホーム分布を調査、東京が突出。施設種別では介護付き有料老人ホームに集中。
プレニカ編集部による要約
介護情報サイト「みんなの介護」を運営する株式会社クーリエの研究所が2026年8月10日時点の掲載データを集計し、高級老人ホームの分布状況を発表した。全国の掲載施設59,529件のうち、高級に分類されるのは1,494件で、全体の2.5%にとどまる。都道府県別では東京都が12.2%(404件)で最も高く、2位の神奈川県5.6%(172件)に2倍以上の差をつけた。以下、兵庫県3.6%、大阪府3.1%、埼玉県2.8%と続き、上位は首都圏・近畿圏の大都市部が占める。一方、福井県・青森県・長崎県・高知県は0.5%で最下位となり、東京との差は11.7ポイントに及ぶ。施設種別では介護付き有料老人ホームが21.6%と突出し、サービス付き高齢者向け住宅(2.4%)、住宅型有料老人ホーム(2.2%)を大きく上回った。公的な介護保険施設ではほぼ該当がなかった。
※ この要約はプレニカ編集部が発表情報をもとに独自に作成したものです。
発表の原文(冒頭より引用)
調査結果のサマリー ・高級老人ホームは全国で2.5%(1,494件/掲載施設59,529件中) ・都道府県別トップは東京都12.2%(404件)、2位神奈川県5.6%(172件)で2倍以上の差 ・施設種別では介護付き有料老人ホームが21.6%(990件)と突出 ・最下位は福井県・青森県・長崎県・高知県が並ぶ0.5%で、トップ東京都との差は11.7pt 高級老人ホームは、どの都道府県に多いのか 都道府県別で高級老人ホームの該当率が最も高いのは東京都12.2%(404件/3,316件中)で、2位の神奈川県5.6%(172件/3,081件中)を2倍以上引き離した。3位以下は兵庫県3.6%(76件/2,115件中)、大阪府3.1%(126件/4,125件中)、埼玉県2.8%(69件/2,474件中)、千葉県2.7%(62件/2,322件中)、京都府2.7%(24件/895件中)、奈良県2.7%(16件/598件中)、群馬県2.3%(32件/1,367件中)、愛知県2.3%(66件/2,879件中)と続き、上位10県は首都圏・近畿圏を中心とした大都市部が占めた。一方、最も低いのは福井県0.5%(2件/375件中)・青森県0.5%(5件/1,035件中)・長崎県0.5%(5件/956件中)・高知県0.5%(2件/384件中)の4県で、次いで岩手県0.7%(6件/805件中)となり、トップの東京都との差は11.7ptとなった。 ※ 該当率の地域差は、施設所在地の地価・所得水準を反映した施設側の価格戦略の違いによるものであり、入居後のケアの質を示すものではない。
引用元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000250.000015597.html (冒頭のみの引用です。全文は下記リンクからご覧ください)
プレニカ編集部の見解 ※ 事実の報道ではなく編集部の意見・分析です
この調査は、高級老人ホームの分布が地域や施設形態によって大きく偏る実態を浮き彫りにした点で有用だ。特に、価格設定の裁量が大きい民間運営の介護付き有料老人ホームに高級路線が集中する一方、公的基準で運営される施設にはほぼ存在しないという構造は、制度設計の違いを反映していると理解できる。また、東京への一極集中は、高所得層の需要が都市部に集まる傾向を示唆している。もっとも、「高級」の定義は施設側の申告に基づく価格帯区分であり、実際のサービス内容やケアの質を保証するものではない。入居を検討する際には、月額費用の内訳や人員配置を個別に確認する必要があるだろう。調査指標の性格を踏まえた慎重な解釈が求められる。
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