プレニカ編集部
編集部ピックアップ

体育祭も文化祭も「朝が壁」──秋の学校行事と起立性調節障害の子に関する保護者調査

本記事はプレニカ編集部が外部の発表情報をもとに解説を加えた編集部記事です

プレニカ編集部
𝕏 f LINE B!
体育祭も文化祭も「朝が壁」──秋の学校行事と起立性調節障害の子に関する保護者調査

秋の学校行事で起立性調節障害の子が直面する困難と学校側の柔軟な対応を、保護者110名への調査で可視化した発表を紹介する。

プレニカ編集部による要約

一般社団法人 起立性調節障害改善協会は、小学生から高校生の子どもを持つ保護者110名を対象に、秋の学校行事に関する調査を実施し、結果を発表した。調査期間は2026年9月6日から16日までで、インターネットによるアンケート方式をとっている。この1年で参加を見送った・途中離脱した行事では「体育祭・運動会」が23.5%で最も多く、次いで「遠足・校外学習」「朝礼・全校集会」が各11.8%、「修学旅行・宿泊行事」が10.6%と続く。行事で大変だったこととしては「朝の集合時間の早さ」が17.5%、「長時間立ち続けること」が16.5%で上位を占めた。学校側の対応では「途中参加・途中退出を認めてもらえた」が23.5%で最多となり、「出欠の扱いを配慮してもらえた」13.4%、「役割や係を調整してもらえた」「待機できる場所を用意してもらえた」が各12.1%だった。保護者の28.8%が事前に体調のことを学校へ伝えており、一方で「気持ちの問題では」といった無理解な言葉に傷ついた経験も報告されている。

※ この要約はプレニカ編集部が発表情報をもとに独自に作成したものです。

発表の原文(冒頭より引用)

9月から11月にかけて集中する体育祭や文化祭、修学旅行などの学校行事。多くの子どもたちが楽しみにするイベントですが、起立性調節障害(OD)やその傾向をもつ子どもと家族にとっては、「朝の集合」や「長時間の活動」が大きな壁となっています。 一般社団法人 起立性調節障害改善協会は、小学生〜高校生の子どもを持つ保護者110名を対象に「秋の学校行事と起立性調節障害」に関する調査を実施しました。その結果、行事への参加において多くの子どもが身体的・精神的な負担を抱えている一方で、学校側の柔軟な対応によって参加の形を模索する家庭の実態も見えてきました。行事という具体的な場面に絞って困りごとと配慮の実態を可視化することで、教育現場でのさらなる理解と「体調優先」の選択肢が広がるヒントを探ります。 調査背景 秋は学校行事が目白押しの季節ですが、起立性調節障害(OD)の子どもにとって、早朝の集合や炎天下での長時間の起立などは、体調悪化に直結しやすい過酷な環境です。しかし、学校行事は「全員が同じように参加する」ことが前提として組まれていることが多く、無理をして参加し、その後数日にわたって寝込んでしまうケースも少なくありません。こうした背景から、日常の登校ではなく「学校行事」という特殊な環境下において、「子どもたちは具体的にどのような困難に直面しているのか」「教育現場ではどのような配慮が行われているのか」を明らかにするため、本調査を実施しました。 調査サマリー 参加を見送った・途中離脱した行事のトップは「体育祭・運動会」23.5% 行事で大変なことは「朝の集合時間の早さ」17.5%、「長時間立ち続けること」16.5% 学校からの配慮として「途中参加・途中退出を認めてもらえた」が23.5%で最多 保護者の28.8%が「事前に体調のことを伝えた」

引用元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000097246.html (冒頭のみの引用です。全文は下記リンクからご覧ください)

プレニカ編集部の見解 ※ 事実の報道ではなく編集部の意見・分析です

学校行事に絞って起立性調節障害の子どもの実態を尋ねた点に、この調査の意義がある。日常の登校とは異なる行事特有の負担——早朝集合や長時間の起立——が具体的な数値で示され、保護者が学校と連携しながら参加の形を模索している様子が浮き彫りになった。特に「途中参加・退出を認められた」ケースが最多だったことは、現場で柔軟な対応が広がりつつある証左といえる。他方、調査対象が110名と限られており、インターネット調査という手法上、回答者が比較的学校と連携を取りやすい層に偏っている可能性は否めない。また「特に配慮はなかった」という回答も一定数存在し、学校間での対応格差がうかがえる。今後はより大規模な調査や、学校側への聞き取りを通じて、配慮の好事例を共有する仕組みができるかが見どころとなるだろう。

発表の全文を元記事で読む(出典)

この記事、どうでしたか?

本件に関するお問い合わせ

プレニカ編集部ピックアップ(出典は記事末尾のリンクをご覧ください)

新着プレスリリースをメールで受け取る

新サービスの開始や割引キャンペーンなど、その週に届いた発表を週1回まとめてお送りします。

登録は無料です。配信の停止はメール1クリックで完了します。
お預かりしたメールアドレスは、上記の配信(プレニカからのお知らせを含みます)と その効果測定に使用します。詳しくは プライバシーポリシーをご覧ください。

関連プレスリリース

いま読まれています

ランキングをもっと見る →